award entry 2018

【ENTRY06】福井市提案型勉強会!

飛び公名

西澤公太さん(福井県福井市)

活動名

福井市提案型勉強会!

公務員と公務員を語ろうin福井(自治体職員同士の連携)

活動概要

福井市役所職員が、まちおこしに関する事業に関わりながら、市全体の活性化はもとより、市役所職員としてより良いキャリアを形成することを目的とした活動を行っています。具体的には、地域の祭り等の支援・協力や、公務員志望の学生を対象とした自治体を超えた意見交換会、および自治体の課題を解決するために市職員と他業種と連携した事業を生み出す場を提供している。

稼げる地域活動(チームモアイとして、地域の方々と連携)

きっかけとあゆみ

活動に参加したきっかけは、同期からの輪読会の誘いでした。自治体職員に役に立つ本を読んで感想を言い合うという内容のものでしたが、意見交換などを市役所職員同士で繰り返すうちに、段々とマンネリ化していきました。
そこで、本を読んでいるだけではまちは変わらない。より実践的な学びの場を自ら作りたいと思い、グループの名を「福井市勉強会」から「福井市提案型勉強会」に変えました。提案とは、地域や職場、そして参加する公務員自身に問いを投げかけるという意味が込められています。
まず最初に取り組んだのは、市役所職員とタッグを組んで地域のまちづくり活動で収入を確保し、自立的に運営できる取り組みを育てることです。結果、地域の伝承料理を現代風の味付けにしたものを販売したり、中学生考案のイメージキャラクターを活用した地域活動参加ポイント制を導入するなどして、自立した地域活動のサポートを行っています。
30,40代の提案から実施される活動が多いので、今後は20代メンバーが中心となった活動や、気軽に若手職員が仕事以外の活動として、試験的に実践できる場を作り続けていくことが課題です。

空き家マッチングスクール(他業種との連携)

アピールポイント

1.成果・効果

地域活動を行う上で補助金に頼らない、自立した地域活動を促進することができている。また、市の施策としては実施していないものの、試験的に地域内で社会実験を行うことで、地域のニーズと施策のミスマッチを防ぐ。
加えて、このグループに加入することで、普段仕事で感じた素朴な疑問を相談しあったり、他部署の事業についてSNS上で質問したりするなど、市職員の知識を普段から共有できる体制を整えることで、職員同士のネットワークをより強固にしている。

2.チャレンジ性

これまで、担当部署とその業務に関わる地域の方々との交流はあったが、部署を超えて市役所職員が地域に入り込んで活動しているケースは珍しい。また、「空き家」「稼げる地域活動」「市職員の兼業のあり方」「新たな自治体の財源確保施策」など、個人ではなかなか取り組めない重要な課題について、市の施策で足りない部分を他業種の方々と連携しながら、社会実験を行っている。

3.協働性

地域の方々と事業を実施する際に、お互いの得意分野を活かした活動を行っています。例えば、地域の方々は地域内の情報伝達や協力できる仲間を集める一方で、市役所職員は会議録の作成や予算表などの作成を行っている。
また、実際の空き家に対し、他業種の方にも参加してもらい、リノベーションのプレゼンを行うといった形で、今後の官民連携を行う上で必要なネットワークの形成にも寄与している。

4.持続性

定期的に意見交換会(という名の飲み会)を実施することで、勉強会メンバーが新しい職員を連れてくるなど、メンバーが参加しやすい雰囲気がある。法人化せず会費なども無いことから、活動への強制力はなく、参加者にはメリットが多い。
また、定期的に外部講師として民間の事業者と意見交換を行う機会を持つことで、自治体職員としてのスキルアップできることを売りに、新規会員が本団体に興味を持つきっかけ作りを行っている。