【ENTRY11】小学校育英会活動及びスポーツ少年団(学童野球)活動

飛び公名

田中純一(鳥取県)

活動名

小学校育英会活動及びスポーツ少年団(学童野球)活動

活動概要

①小学校育英会(≒PTA)活動(会長3年目)
児童の健全育成を目的に、実効性(児童や保護者が効果を実感)と効率性(経費や労力の無駄の排除)の両立に取り組むとともに、学校や地域との結びつきを重視し、家庭だけでなく地域全体で子育てを行う風土づくりに努めている。

②スポーツ少年団(学童野球)活動(団長2年目)
児童の健全育成を目的に、技術以外の面(協調、自律等)を重視する風土づくりに努めている。

きっかけとあゆみ

参加のきっかけは「誰でもいいけど誰かがせねば」は自ら進んで担うよう日頃から我が子に説いている手前もあり、その思いで引き受けた。
現在、未来の地域を担う人材(今の子どもたち)育成を真の目的として活動中。
①小学校育英会
H25~H27は副会長や事業部長を担い、様々な活動に携わりつつ要改善点のや新規事業実施の余地等について考えていた。
H28に会長となり、それまで考えていた改善や新規事業などに着手。また、教職員や地域住民との交流を深めるため様々な会合に参加し、育英会の存在をアピールしつつ地域ぐるみで子育てを行う風土づくりに努めている。
②スポーツ少年団(学童野球)
団長就任後は、単に技術や勝敗のみでなく人間育成に注力できる監督探しを行い保護者以外の人材を招聘。また、団員減少は単に野球離れだけでなく、大会運営や団員保護者組織の体質にも問題があるのではと考え改善の必要性を提起。さらに、昨シーズン終盤には隣接チームとの合併を実現したり、地域に愛される団を目指して地元商店街の清掃ボランティアを実行するなど、今後、団がよりよい方向に進み児童を健全に育てられる組織となるよう努めている。

アピールポイント

1.成果・効果

①小学校育英会
新規事業実施(保護者による給食センター見学会、児童による米子市役所探検、子育てに悩む保護者向け講演会実施等)→ニーズの掘り起こしとそれへの対応(結果、育英会の存在価値向上)
会合における過度な茶菓の提供の廃止→経費削減、透明性向上
役員会の時間短縮、議事録配布→各役員の家庭、仕事等との両立を促進
②スポーツ少年団(学童野球)
監督の適任者を招聘→人間育成の視点の植え付け
2団体の合併→双方の存続

2.チャレンジ性

組織の透明性を高めるため、慣例的に行われてきたこのでも、無駄なこと、不健全なこのは改善した。
児童や保護者の満足度を高めるため=組織の存在価値を高めるため、これまで行われていなかったことでも必要だと思ったことは積極的に実行した。
(これらの例を(1)に記載)

3.協働性

2団体ともそれ自体が組織員同士の協働により支えられていると考え、「皆が家庭や仕事を優先することを認めあう」「互いの貢献度を比べない(優越感や劣等感を抱かない)」ことの定着に注力した(これが成り立たないと不協和音)。
特に育英会活動では、教職員や地域住民の理解、協調は不可欠と考え、学校行事、飲み会、地元非営利団体の会合等に参加することで「育英会をよろしく=子どもたちをよろしく」が根付くよう努力した。
また、児童の市役所探検((1)に記載)では、企画持込みの際、実施目的の1つとして「地域密着・開かれた市政、市役所ファンを増やすチャンス」をアピールしたところ二つ返事で賛同いただき、全面的な協力を得た。

4.持続性

2団体とも私が退いた後も存続することは明白だが、地域や周囲に理解され愛着を持ってもられば、その存在価値はより高まる(そうでないと存在価値は低下)と考え、「前例の踏襲」「自らだけが満足すればよい」「自らの世代だけが順調ならよい」という考えを捨て、永続的に健全で前向きな団体となるような風土定着に努めている。