大変遅くなりましたが、平成26年1月25日(土)~26日(日)に、千葉県山武市で開催された「第3回地域に飛び出す公務員を応援する首長連合サミット in 千葉」で行われた首長会議要約版をアップします。
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「第3回 地域に飛び出す公務員を応援する首長連合サミット in 千葉」
冒頭,事務局員から,今回で3回目となる「首長連合加盟の自治体において運用されている地域に飛び出す公務員を応援する施策の調査結果」及び,前回サミットの宿題だった「国家公務員の兼業・兼職に関する調査結果」の報告があった。
前者の報告では,首長連合に加盟している自治体以外での施策例として,大阪市の「能力開発ポイント制度」が報告された。
後者の報告では,法律では規制されていない,国家公務員の報酬のない非営利活動について,財務省,文科省,厚生省,農林省,環境省の5つの省が,独自の上乗せの規制を行っていることが報告された。
1 アウォード2013の感想
2 アウォードの今後
3 自分がやっていきたい施策
4 消防団を取り巻く環境
5 応援することへの反発
6 首長連合としてやりたい施策
7 会場からの声
8 次回開催地
1.アウォード2013の感想
【戸田兵庫県多可町長】
来て良かった。すごい発表が聞けた。正直,アウォードを受賞された4人の皆さんは首長になられたらええなと思った。
まず,鳥取寺子屋。私は「歌って踊れるPTA」をテーマに,PTAの会長をしたことがある。親同士が仲良くなって,どこの子どもも叱れるような環境を作りたいと考えた。でも,学力までは思いつかなかったので,すごいなと思った。最近の子どもさんは,茶道,華道という部分に非常に弱いし,お箸の持ち方,鉛筆の持ち方が違っている。だからこの辺のことを一緒になって教えられるっていうのもいいし,算数っていうのもすごかった。
次に,鶏ちゃん合衆国。「人は任命されると何かをしなければならないと思う」という発言が,とても参考になった。また,いろんな違いを認めるという合衆国も非常にいい発想だなと思った。私のところは非常に有名な巻き寿司があるので,「巻き寿司合衆国」というのをやってみたい。
次に,空き家から始まるという活動も非常に参考になった。「公務員が元気なら,地域は絶対に元気になる」のは確信。私は今,ドラッカーを勉強しているが,「強みは何か」「機会は何か」を見事に言われた。さらに,行動へ移されるのが早い。そのことに感心した。ワインを飲もうという話が最後にあったが,私のところは酒米山田錦の発祥の町なので,そのお米でできた日本酒が飲める店っていうのを参考にして作ってみようと思った。
最後,諏訪湖。水系の健康診断を継続してやられている。継続は力っていうことを学ばせていただいた。最後に,飛び出す公務員を増やすためにということで,「つなぐ」「誇りと愛着」「一緒に汗を」とまとめられた。地域こそ教師なり,ということで,酵母菌になっていこうという風な呼びかけがあり,非常にいい発表だった。
また,椎川先生の話にもはっとさせられた。私のところも財政その他いろんな部分で非常に弱く,「役所栄えて地域なし」ということになりかねないと思っている。厳しい地域だからこそ,なおさら飛び出す公務員を応援したい。
【吉岡愛知県高浜市長】
nanodaの発表の時に,身銭を切って勇気を持ってその活動をするということは,公務員にとって大きなハードルな気がした。現金を出して建物を借りるのは大変だと思う。それをやれるというのは素晴らしい。
今日発表された皆さんの熱心さが地域を動かす大きな原動力になっている。そういう皆さんのエネルギーとか情熱というものを,直接聞くことができたことが今日ここへ来て一番良かった。
うちは小学校に職員を派遣したり,総合計画を住民と一緒に作るなどしているが,地域の皆さんの声を肌で感じる場面を作ることで地域活動のヒントを得てもらいたい。
今,職員力をつけるために地域経営塾というのをやっている。役所の中で我々が振られた仕事をやるだけじゃなく,地域のために,自分の職場のために,自発的な活動を促すことを若い職員達を中心に始めている。これは,職場だけでなく地域活動にもつながると思っているので,今日のお話を,例えば評価などいろんな面で,行政として支援できる方法を考えたい。
【多次兵庫県朝来市長】
首長連合を発足したとき,私どもの地域が過疎化により,今までの自治体や区では運営しにくくなってきたことから小学校区単位に地域協議会を設立し,「公務員の殻を脱いで自分の出身地に参加し,住民や地域の悩みを持ち帰って,自分の仕事にどう活かすのか考えて欲しい」という思いで飛び出す職員を応援して行こうと思った。
今回の発表は,それぞれの地域課題に向き合いながら,公務員としてその思いを主体的に活動し,仲間を広げて行く事例が多くを占めていた。目から鱗の大いなる熱意,情熱,刺激を受けた。今後も,地域に飛び出す公務員を応援する一員として,うちの職員を導きたい。ほんとに素晴らしい発表だったと思うし,大いに参考にさせていただきたい。
【山本北海道東神楽町長】
「元気でいいな~」と思った。僕も,2年前まで役場の職員で,まさに地域に飛び出ていた公務員だったが,「ここまでやるんだ」ということを感じた。私が公務員だった時のことを思うと,リスクを負う,身銭を切る,といったことはやってなくて,でもそういうことをしないと,実は大きな感動だったり,面白みだったりっていうのはない,というのは思ってた。リスクを取るとか,お金を出すのがいいということではないが,経営的な感覚を持ちながらやるのは1つ大事なことだと思う。
アウォードも,全国からこういう風に集まって来て,お互いに褒め合うってのは大事な文化だと思うので,「みんなで頑張ろうよ」というムードを作るためにも,是非続けていただけたらと思っている。
【板原高知県土佐市長】
4名の方のエネルギッシュな発表をお聞きして,大変感動した。
自らその活動を楽しむという姿勢が見えて,やはり,それが継続の一つの原動力だと思った。その根本には,この課題へ向けた「何とか解決しようじゃないか」という情熱が一番だということも感じ,非常に参考になった。
アウォードの継続実施の確認があるが,長期間やってこられている方と,今から始めようとする方と,いろいろあって,まだまだ埋もれておる方もたくさんいらっしゃるんじゃないかなと。うちにも挙げたい職員がいるが,そういった活動がどんどん出て来れるような仕組みにして,私自身も,もっと職員に「こういった活動が全国で行われている」という話を発信したい。
【戸田多可町長】
私どもは役場の成績を5段階の評価で住民につけていただいている。この成績を上げようとすると成果を上げないといけない。私がということではなく,職員と一緒に上げないといけない。地域の中で職員が信頼されることが一番成果が上がる。そのことを明確に職員に伝え,頑張っている。
【椎名千葉県山武市長】
発表も素晴らしかったが,やはり行動に感銘を受けた。実際にやろうと思ってもなかなか出来ていかないっていうのが実態。今回,サミット開催という機会を与えていただいたので,今年の成果を元年として,無駄にしないように職員と共に頑張っていく。
【谷畑滋賀県湖南市長】
受賞された4人の方は,私自身も審査をした中で上位4人の方だった。4人の審査委員で見たが,おそらくそれぞれ心を打つものがあったんだろうと思う。特に,地域での様々な人とのつながりとか,地域への愛着心,地域経済との波及効果,新しいチャレンジにつなげていくということ,そして,公務員としてのスキルを使って新しい企画を積み上げていくこと,そういったものが,今後の地域の発展のモデルにつながっていくと思う。また,今回フェイスブックほか,様々な媒体を使ってPRをしたこともあり,全国にさらに広がっていく取り組みになったのではないか。
多次市長さんが,次回も,ということをおっしゃっておられたが,是非次回にもこういった褒め合いの取り組みは,つなげていければと思っている。
【小坂千葉県酒々井町長】
諏訪湖の浄化の話で,私どもの地域の近くにも印旛沼(いんばぬま)という,今,全国ワーストワンの飲み水の湖がある。周辺の住民も含めて,何としてでも解決していきたいと思っているので,非常に参考になった。
全国にはいろいろなケースがあり,非常に参考になる活動があるので,私どもはこれを知ってもらう努力をしていく必要があると思う。そうすれば,公務員の方も,じゃあ俺もこういうことやってみようという連鎖反応があるのかなと思う。
それと同時に,首長からすると,全部見るかどうかは別にして,第一次選考ではないが,何かそういう面で参加させていただけると,私どもの施策の参考になるのかなと思う。そういう面から継続実施をお願いしたい。
2.アウォードの今後
【古川佐賀県知事】
まず1つは,来年やるかやらないか。やるとしたらどういうやり方でやるのかということをお伺いしたい。
私は,ビエンナーレかトリエンナーレでもいいのかなという気もしている。
【多次朝来市長】
今日この場に来るまで,ビエンナーレでやるといった話が出るとは思わなかった。是非とも継続してやっていただきたい。
今回3回目で参加の首長さんの数が定着化してきたが,もう少し多くの方にお出でいただくことで,前回の課題だった国家公務員の活動制限といったものについても強く訴えることができる組織になっていくんじゃないか。
【谷畑湖南市長】
何人かでいくつかのものを審査しながらそこから推薦をし,推薦したものを全体で見るというようなやり方であれば,一番効率的だとは思う。
【古川佐賀県知事】
では,来年も行うということでよろしいか。(拍手)
その際には,最初から首長が絡んで選んでいくということをやった方がいいと思う。自分もメンバーだということを意識してもらうためにも,日本をいくつかに分けて,メンバーになっていただいている首長さんにお願いするという方向でよろしいか。
フェイスブックによる方法を来年もやるか,それとも別の方法をやるかということをお伺いしたい。
【谷畑滋賀県湖南市長】
審査をさせていただいた立場から,「いいね!」ボタンで投票をすること自体はそんなに全体としてマイナスには働いておらず,非常に安定したシステムだったと思う。
これを今後改良していくとすれば,全首長で内容を見るという話もあったが,「これは推薦できる」という活動を,それぞれの感性で挙げていただくようなことをすると良いのではないか。
ただ,今後,100も200も出てきた時には,やはりある程度機械的に見る部分も必要になるかなという思いはしている。
【古川佐賀県知事】
フェイスブックでやることは,ルールだからそれでいいと考える一方,フェイスブックユーザーじゃない人達は,参加のしようがないので改良できないか,という声もいただいている。
事務局からは,システムを組めばできないことはないが,多少のお金は必要になるかもしれない。例えば,企業協賛を取るなりして資金を集めるみたいなことも考えた方がいい,ということだった。
【山本東神楽町長】
アンケートのフリーフォームみたいなのを使えば,タダでもできるのかなと。
【古川佐賀県知事】
応募したものを比べた中で,これがいいと思うものを選ぶことが可能な仕組みが出来ないか,というイメージ。
経費をファイナンスしていくために企業協賛を取るなどしたらいいのではという話も出ているが,それでよろしいか?
【椎名山武市長】
アウォードを続けていくことには大きな意味があると思う。私ども応援する立場からこの動きをもっともっと加速していく,力強いものにしていくっていうことで,我々の希望もたくさん入れていいと思う。
ただ,実際にどういう形で行われるかは,押し付けるということではなく,皆さんでご相談していかれる方が運営しやすいものになっていくのかなと感じている。
【古川佐賀県知事】
やりやすいようにする方がいいというのはその通りなので,事務局と話をしながらやっていきたい。
3.自分がやっていきたい施策
【椎名山武市長】
今年,サミットを山武市で開催するということが,職員の皆さんも積極的に参加するという大きな訓練になったと思っている。自主的にこんなにたくさん素晴らしい活動をしている公務員がいることを私も含めて勉強させていただいたので,これからしっかりとやっていく。
【板原土佐市長】
ボランティア休暇ぐらいしかないので,ほんとに応援を出来てるのかな,とは思っている。3つ星の基準には全部当てはまるけれど,十分なのかと反省する部分もあった。
今日発表された4名の方っていうのはエネルギッシュですばらしいが,一方で,「冒険遊び場」という飛び出す活動をやっている本市の職員は,まず出ない。良く言えば「謙虚」で,いろいろなNPOにも関わっているし,ほんとに頑張ってくれているので表彰したいという思いがあるが,アウォードには出てこない。
そういったことも皆さんに知っていただくことも必要だと思っており,いろんなやり方を考えないといけないと反省した。
【吉岡高浜市長】
動きが見えることというのはすごく難しい。職員が参加する場所を増やしたことで,何となく住民との距離が近くなって来てるよということをよく言ってもらえるようになったが,積極的に「もっと皆さんに活動をしていることを紹介する」ということは,やってない。「応援できているか」ということになると,今一歩だなと思う。
4.消防団を取り巻く環境
【古川佐賀県知事】
消防団の数の確保に関する法律ができたが,こうした動きを受けて,消防団活動をしやすくしよう,なるべく入れ,全員加入など,何かやってるところはあるか?
【首長:氏名不詳】
男性に限りだが,新規採用の時に,必ず「消防団に入るか?」と聞いている。
【板原土佐市長】
今,6名加入している。退団する時は次のを連れて来るようにしているので,何とか維持が出来ている。
【谷畑湖南市長】
通常の火災であればいいが,大規模災害時,ほとんどの職員は市の災害対策本部のどこかに位置づけられて,実働できないという課題があり,国が,公務員が入れということを言うのは,現場と少し乖離しているとも思う。そういった中,奈良県十津川村では,職員だけの分団を1つ作っているということを聞いた。大規模災害時は,職員分団だけ動けないという形にしてしまうというやり方もあるのかなと気づかされた。
【多次朝来市長】
消防団の確保は苦慮問題。大変大事な職務でなので,国が示されるような対応を図っていきたい。
【古川佐賀県知事】
ほんとに災害があった時には,職員がそこには行けないという点については,何かルールとかを作っておられるか?
【多次朝来市長】
消防団員であれば分団員として活動させる。そのほかのことは残った職員で対応することになっている。
【吉岡高浜市長】
うちは逆で,役所で活動していただくことが前提だから,消防団の役員に就けない。ただ,かなりの部分を職員が占めている分団もあるので検討する必要がある。
【小坂酒々井町長】
常備消防があるから消防分団は無駄だという話が住民から出ている。火を消してくれたするのは常備消防かもしれないが,後片付けなんかを消防団が手伝っている。都市化した団地は消防団がないので,そこのお手伝いもしている。そういう,消防団の活躍の状況を十分に説明していないのかなというのは反省点だ。
総務省から来ている通知は,手当てを上げれば人が集まるみたいな感覚があった。そんなことよりも,どうしたら定着してもらえるのかというのをしっかりと話をした方がいい。
5.応援することへの反発
【古川佐賀県知事】
「飛び出す公務員」という名前がつく前からいろんなことやって来た方の中に,逆に県庁,市役所,役場が飛び出す活動を推進することに対して「それもちょっとなぁ…」ということはないか?あるとしたら,それに対してどんな風に向き合っていけばいいだろうか。皆さんにご意見を聞いてみたい。
【山本東神楽町長】
自分で活動をしてた中で,行政とあんまり関わりのない活動をしている時に,町長から「何か手伝ってやるぞ」みたいなことを言われると「何か裏あんのかな」と思ったことがあるので,「見てるよ」「しっかり応援してるよ」っていう気持ちぐらいでいいと思う。
【板原土佐市長】
職員時代に立ち上げたボランディア行動隊という組織で,自分で木を切るために必要な資格を取ったりして,自ら先頭に立ってやるというような活動を首長になっても続けているので,「背中を見て来てくれや」と,そんな思いで続けている。
【吉岡高浜市長】
応援しとるぞっていう制度を作ったりするよりも,自分も同じように参加することが,認めてくれてるし,見てくれてるなってのがよく分かっていいんじゃないかなと思う。
【多次朝来市長】
総じて言えば,職員はそれぞれの地域で住民の一員となって頑張っていると認識している。シャッター街やだんだんしぼんでいく街などを見て,今日の発表を参考に,「こんな活動の事例がある」と言えば,ふっと首をかしげる職員もいると思う。
人を動かすリーダーシップがあり,賛同を得るための地域の課題をしっかりと把握した職員がいるかいないかということを私が掴めるかどうかは,大きな課題と思っているし,それを強引に押し付ければ,反発があるかもしれないと感じている。
6.首長連合としてやりたい施策
【古川佐賀県知事】
今後,事務局に負担が出て来るんじゃないかということで,首長連合として会費を取ってもいいんじゃないかという議論もあったが,こうしたことについて皆さま方のご意見をお伺いたい。
【谷畑湖南市長】
この時期は予算時期なので,首長本人が参加しにくい。次回は,10月,11月頃が良いのではないのかな思う。
もう1つ,アウォードの運営で数多くの首長本人の手を動かさなければならないだろう話もあったが,全国47都道府県の中で,まだ19府県の参加のない空白府県がある。それぞれの都道府県の中でも裾野を広げていかなければならないということもあると思うので,普段からの行動として,できるだけこの地域に飛び出す公務員を応援する首長を増やしていくことを共有したい。
【古川佐賀県知事】
谷畑さんから,サミットをどうしていくのか,日頃の活動をどうしていくのか,という2つの問題提起は,またアイデアを募集したい。
【椎名山武市長】
応援するという中には資金的な応援というのあっていい。年会費を1万円とかでもかなり援助になるんじゃないかと思っている。
【古川佐賀県知事】
必要な経費をある程度首長側からファイナンスしていくべきじゃないかということは,大筋了解がとれたので,具体的なやり方を検討していきたい。
7.会場からの声
【会場の参加者1】
先程,オリンピックでもいいんじゃないかというお話があったが,私どもが山武の方に震災後1週間ぐらいで応援に行けたというのは,半年にいっぺん顔を合わせていた背景がある。1年にいっぺんは必須だと思う。
スポンサーの話があったが,私どものところでやってもいいと考えている。
【会場の参加者2】
飛び出す職員づくりって必要になってくると思うが,自分の地元と職場が違うという職員に対して,こういう活動に引っ張り込むためのアドバイスみたいなものがあれば教えていただきたい。
【多次朝来市長】
私どものまちでも地元と職場が違う職員は増えつつあるが,住所をこちらに移してくれている。
【小坂酒々井町長】
酒々井は3分の2が町外。参集訓練などをやっているが,実際上,町外は当てにできない。町内にいる人間で対応せざるを得ないという覚悟は持っている。
【古川佐賀県知事】
私は,職員に対してプラスワン活動を呼びかけているのが,1つは行政を他者化することによって,職員としてやる部分にいい意味でのプラスになっていければなということを思っている。その意味では,活躍の舞台は県内じゃなくてもいいという気持ち。仕事以外に何か活動することによって,何か気づきが出てくることを期待している。
【板原土佐市長】
うちの事例で言えば,市外に住んでるけど,やっぱり市民が好き。職務から入って来てると思うが愛情が入っている。引き込むアイディアではないが,そういう実態はある。
8.次回開催地
【戸田多可町長】
私はいつもこのバッジ付けている。「何ですか?」と聞かれたら,「地域に飛び出す公務員を応援をする首長連合のバッジです」という話をする。朝来市の多次市長は私のよりもっと大きなバッジを付けておられるので,次回は是非,朝来市さんで開催していただきたい。朝来市さんは,テレビの黒田官兵衛の竹田城でものすごく人気が出ておられる所。推薦する。
【多次朝来市長】
戸田町長から「あんたんとこでやれと」エールを送っていただき,私どももやらせていただきたいと思っていたので,嬉しく思った。遠路であるが,多くお越しをいただき,朝来市の魅力に触れていただけたら嬉しい。精一杯のおもてなしで,皆さま方から良かったなと言っていただけるようなサミットにしたい。
開催時期は,先程お話があったように,多くの方に来ていただきやすい時期を考えたいので,どうかお揃いでお越しいただきたく,心からお待ち申し上げる。本市を次回開催地として選んでいただいたことに心から感謝を申し上げ,お礼のご挨拶にかえさせていただく。