サポーター

首長連合設立にあたって寄せられた賛同者からのメッセージを紹介します。

有識者

大森 彌 (東京大学名誉教授) さん
自治体職員には、「今のように感じ、考え、行動している自分は、他ならぬこの自治体の職員としてまっとうだろうか」を自問自答できること、そのためにも-職員-NPOの気概で地域へ飛び出していくことが期待されています。こうした職員をさて、激励していきたいと思います。

宮口 侗廸 (早稲田大学教授) さん
長く自治体の現場を歩かせていただき、地域への思いと、地域の人に愛されるかけがえのない資質を持った職員の方々が地域で活動されるのを、まのあたりに見てきました。そしてその背景には、必ず、その能力と価値を後押しする首長さんの存在がありました。この首長連合は、熱い思いを持つ職員の方々に新たな大きな力となるでしょう。この運動を心から応援します。

小田切 徳美 (明治大学教授) さん
地域コミュニティの活性化、NPO等の新たな主体の登場。こうした動きにより地方行政にも大きな変化が要請されています。それに対して「まずは『新たな公共』の形を作ってから」「『補完性の原理』による整理が必要」という声重聞こえてきます。しかし、それを言う前に、できる者から、したい者から参加や支援に加わることが必要です、だから「飛び出す公務員」です。

小西 砂千夫 (関西学院大学大学院教授) さん
従軍記者のように、戦いの現場に寄り添い、戦う人たちの背景から彼らの見ている風景を同じように見て、その戦いの義はどこにあり、戦いの帰趨をどう評価するのか等を解き明かすことを、自分に課した使命としています。現場はよいことばかりではなく、人間の愚かさや弱さにあふれています。ですが、そこにこそ人の世の真実があります。

安田 喜憲 (国際日本文化研究センター教授) さん
東京にはパフォーマンスはあっても本質がない。これに対し地方には上面のパフォーマンスではなく、まだ本質を大切にする気風が残っている。地方自治の首長のなかには、本当に実力のある人々がいる。いつの時代にも疲弊した中央は地方の英雄にとって代わられる。東京にとって代わり地方が台頭する時代は間近に来ているように感じられる。

椎川 忍 (総務省自治財政局長) さん
自らの方針を組織に浸透させるのがトップ(経営者)の一番重要な仕事であり、単なる役所(役場)の管理運営ではなく地域経営をめざして、公務員のマンパワーをどう活かしていくかが首長さんの力量だと思います。公務員が住民と対峙する関係ではなく、みんなで公務員参加型地域おこしを実現しましょう!

公務員

青木 大 (愛媛県四国中央市職員) さん
故郷を離れて暮らした8年間、故郷への想いは募るばかり。その時間は無駄ではなかった!熱い想いを共有できる仲間との出会いや好機に恵まれた事、本当に感謝です。自分、家族、まちの為にできる事、、全ては繋がっているはず、ピカピカの新採が枠にハマっちゃもったいない!飛び出します公務員!

岩永 幸三 (佐賀県職員) さん
「CSO(市民社会組織)で活動すると行政のおかしいところが見えてくる。おかしいところが見えてくると役所ではやらなくなる。」とうちの知事に言われ、「確かに!」と共鳴。活動を初めて15年目、いろんな現場経験をしました。CSOが就職先になる社会を創るべく挑戦を続けます!

小松 素明 (埼玉県職員) さん
仕事を離れて地域に飛び出すことは、ほんの少しの気持ちがあれば案外簡単です。「登校時の旗もちやお祭り」に参加することだって地域貢献だと思います。一人の住民として自分の住む地域のために動いてみましょう。自分も成長し、仕事にも役立つはずです。地域とつながり、仲間と世界を広げましょう。

清水 安治 (滋賀県職員) さん
地域に飛び出すことをためらっている公務員のみなさん!公務員が地域に飛び出すには、ほんのちょっとだけハードルがあるかもしれません。しかし、飛び越えた先には「これぞまさに公務員冥利につきる!」出会いや共感、感動が待っています。長いようで短い人生。今飛び出さずに、いつ飛び出すのですか?

初宿 文彦 (滋賀県湖南市職員) さん
地域住民として地域活動に参画するのはとても楽しいことです。もちろん時には苦しいことや難しいこともありますが、そんな難問が仲間と共に解決につながったときの喜びはひとしおです。公務員のミッションの再確認の意味でも、個人のいきがいの意味でも、皆さん、一緒に地域に飛び出してみませんか!

高本 牧男 (香川県高松市職員) さん
今ちょうど役人人生の折り返し点、そして人生の折り返し点にいます。往路はあっという間でした。さあ、復路をどう走るか。そう考えたときに、「自分を育ててくれたまちへの恩返しをするために走り続け、完走する!」と決めました。これからメンバーの皆さんと切磋琢磨してゴールを目指します。

田代 孝和 (神奈川県開成町職員) さん
地方分権社会への移行は自治体に課せられる責任も大きいですが、地域の活性化や発展に繋げる大きなチャンスでもあります。アイデア勝負の地域間競争はもう始まっています。今からまちづくりの主役である住民と手を携え、「住んでよかった」と誇れるまちづくりのために知恵を絞らねばなりません。

津崎 龍也 (熊本県天草市職員) さん
「人のためになれ、地域のためになれ、家族を、みんなを頼んだよ」3年前、祖母がくれた最後の言葉です。この依頼?を実現すべく各地を飛び回り、地域の皆さんへ様々な情報を提供中です。地域の皆さんとの活動で自分が磨いていただきつつも、みなさんとの活動に感動しっぱなしの日々を楽しんでいます。

土屋 壮登 (千葉県山武市職員) さん
今年度は、作業や取り組みなどを通じて飛び出すことはできなかった。唯一参加できたことは、職員ブログにデビューしたこと。情報を発信することは比較的簡単だったけれど、発信できる内容が自分の中にあまりないことに気がついた。来年度は身の回りに目を向けて、魅力を見つける目を養いたい。

中沢 文子 (長野県職員) さん
異質なものとの交流にこそ、イノベーションがあり、人間的な成長があると思います。公務員は、法令に基づいた業務遂行が求められますが、地域にあった運営、時代に応じた変化のためには、境界に思いをいたす感性と行動力が必要では。はからずも?飛び出してしまったお仲間の皆さまにエールを送ります。

綿 好見 (奈良県生駒市職員/生駒で落語を楽しむ会) さん
私たちは、落語の普及と伝統文化に親しんでいただこうと、自治会や老人クラブなどの地域団体や福祉施設などで、出前寄席を中心とした活動を行っています。地域の方々と直接ふれあうことで、笑いの提供だけでなく、市の職員に対する親しみも感じていただけたらとの思いで日々精進しています。

畑中 真理 (愛媛県松前町職員) さん
51歳で公務員4年生!民間企業から行政に”飛び出し”ました。「水が合わない」ともがいていると、”つながる力”が救ってくれました。きっとこの”つながり力”が何かを生み出すと信じて、みなさまと共に歩んでいきたいと思います。

濱田 善也 (熊本県合志市職員) さん
私たちの父、母や、子供たちが日々の暮らしている「ふるさと」を、これからも安心して暮らせるまちとするためには、行政職員が市民の声に耳を傾け、行動することがもっとも大切なことだと思います。市民とともに活動し、市民から信頼される職員をみんなで目指していきましょう。

平松 裕一郎 (兵庫県朝来市職員) さん
地域でよく言われる言葉があります。「役所の常識は、一般社会の非常識」この意味を本当に理解するには、自発的に地域活動を積極的に行い、地域人としての自分をその場で発見し続けることであると思います。役所の殻を破り地域へ飛び出すことに何の躊躇もなく行える仲間の輪を広げ続けます。

前神 有里 (愛媛県職員) さん
気がつけば、こんなに仲間が増えていました。このネットワークの緩やかなつながりには、いろんな発見があります。一人の思いがみんなに届く、それは心強く、私の背中を押してくれます。みんなの希望の種が芽吹いていくんだと思うと、わくわくしますね!

幕田 典昭 (福島県伊達市職員) さん
公務員である前に、一住民として地区行事やPTA役員、スポ少、ボランティア団体に参加して一緒に汗を流す。そこでの住民等との会話、触れ合いに役所の中にいるだけでは得られない気づきのきっかけがたくさん。何が住民に、地区に、市にとって幸せなのか。共に考え、行動していきましょう!

丸茂 和彦 (山梨県北杜市職員) さん
まずは自分の住む地域からと思い、「来る役は拒まず」で率先して役を受けています。おかげで。地域の年配者との会話や新住民との出会いから地域づくりの仲間ができ、現在、登山ツアーや子どもキャンプなどを民間団体と企画して、スタッフとしてボランティアで参加しています。

宮城 敏 (埼玉県秩父市職員) さん
まちの人たちと語らい、歩き、地域を再発見。まちづくりのヒントはここにあります。そして、秩父の歴史・秩父の歴史・文化、人々の生活は、秩父の大地の恵みの上に成り立っています。今日も、共に学び、共に育ち、共にふるさとを創造していくため、まちに飛び出してまいります。