【ENTRY02】「夢・志事塾」(ゆめ・しごとじゅく)による地域での人財創生 三重県

飛び公名

山路栄一さん(三重県)

活動名

「夢・志事塾」(ゆめ・しごとじゅく)による地域での人財創生

交流会知事挨拶

活動概要

平成21年から地域の活性化、次世代を担う人財の創生等を目的に、プラス・ワンの活動をしてきた「うれし野塾」を平成30年5月12日に「夢・志事塾」と改め、明日の地域や日本の発展を担う人財を創生する場とし、次の活動を行っています。
・首長、学識者、企業経営者を講師にセミナーと交流会
・講演とグループディスカッションを中心とする合宿研修
・活動の成果を報告する総会、成果報告会、交流会

総会発起人挨拶

きっかけとあゆみ

現在、地域や国には政治、経済、行政などあらゆる分野で課題が山積しており、それらの多くは、一個人や一企業で解決することが困難なものです。
これらの難題に対して、Why should I?(何故私が)ではなく、Why shouldn’t I?(私がやらずに誰がやる)という、「フォア・ザ・パブリックの気概」で、地域や組織を超えて、プロアクティブに「志事」する、「ファースト・ペンギン」のような、「皿を割ることを恐れない」、「アクティブに行動する人財」を創生し、「100年後も輝く日本」を創出するための塾を設立したいと考えました。
地域が栄えるのも、衰えるのも、国が興るのも、滅びるのもことごとく人にあります。
幕末に吉田松陰が立ち上げ、高杉晋作、木戸孝允、久坂玄瑞などの長州藩士のみならず藩を超えて坂本竜馬など維新を達成するあまたの人財を輩出した「松下村塾」のように、三重の地から「日本をせんたく」するための人財を創生し、世界の中でひときわ輝く日本を創造したいと願い、「夢・志事塾」を設立し、地域の発展に努め、日本の繁栄に貢献しています。

設立記念講演会

アピールポイント

1.成果・効果

セミナー等で単に講師の話を聞くだけではなく、普段交流する機会の少ない異分野の会員同士が交流することにより、新たなビジネスのきっかけが生まれたり、県の事業を企業等にPRし、応募につながったりしています。また、塾設立の記事を地域に飛び出す公務員ネットワークのメーリングリストで共有したところ、宮崎県庁職員から同様の取組をしたいとの希望をいただくなど共感の動きが拡がっています。

2.チャレンジ性

著名な講師によるセミナー開催の機会が少ない地方でそうした機会を提供することで、仕事にプラスして地域や職を超えて一歩踏む出す「志事 」をするプロアクティブな人財を創生し、地域の発展につながっています。

3.協働性

顧問、アドバイザーを首長、企業経営者、学識者で構成し、事務局、スタッフを民間企業社員と自治体職員が担い、入塾者も産学官から参加していることで、垣根を超えた協働が生まれています。

4.持続性

自治体首長(津市長、四日市市長、伊勢市長、松阪市長、桑名市長、鈴鹿市長、菰野町長)、企業経営者、学識者(三重大学長、四日市大学長)からなる顧問と、コンサルタントと学識者によるアドバイザーで構成する経営会議で経営方針や事業計画等を協議しているので塾生の要望に即した内容となっており、継続の可能性が高い活動となっています。