退任事務局スタッフの紹介

お世話になりました!(退任事務局スタッフの紹介)

・今野徹さん(北海道職員)

・中西大輔さん(滋賀県職員)

・前神有里さん(愛媛県職員)

・清水英弥さん(埼玉県入間市職員)

・柳田香さん(さいたま市職員)

・鈴木幸夫さん(あま市職員)

・青木大さん(四国中央市職員)

・平村展章さん(松前町職員)

・山田雅文さん(福島県職員)

・渡邉翔平さん(三郷市職員)

・本橋芳男さん(栃木市職員)

・岡田博史さん(京都市職員)

・馬袋真紀さん(兵庫県朝来市職員)

 

初代事務局長のあいさつ

平成 20 年、総務省の椎川忍地域力創造審議官(当時)を代表に、同省の重徳和彦さんが世話人となって、公務員が一住民として、率先して地域活動に参画することを目指して、「地域に飛び出す公務員ネットワーク」が発足しました。

そして、このたび総務省自治財政局長の椎川さんの呼びかけをスタートに、全国で39名の首長さんたちが集い「地域に飛び出す公務員を応援する首長連合」が発足しました。公務プラスワンで地域活動に取り組む公務員にとって心強い応援団の誕生です。私は初代代表の古川康佐賀県知事からのお願いで、「トホホ。。。」状態で事務局を引き受け、この地域に飛び出す公務員ネットワークメンバーに呼びかけたところ、なんと17名もの心強いボランティアが集いました。事務局では、広報や各自治体の施策を収集しています。

このボランティアの皆さんのおかげで首長連合はスタートしましたので、首長のみなさん感謝してください(笑)そして、施策は各首長さんにやっていただきますからね~。

私は NPO 法人の運営に10年以上かかわっていますが、事務局メンバーは自分のところよりはるかにすごい自主的な働きぶりです。公務員は真面目で事務能力が非常に高いです。地域活動のパワーアップに貢献すること間違いなしです!ぜひ、公務プラスワンで地域に飛び出しましょう。新しい公共の基盤ができます。住民自治の復活へ!

岩永 幸三 (佐賀県職員)

 

二代目事務局長のあいさつ

岩永初代事務局長の後任を引き受けることになった鳥取県の福田忠司(ふくたただし)です。私自身が既に地域に飛び出した公務員なのかもしれませんが、本連合に加わっておられる首長の皆さんのように、トップのかたに職員の公務外の地域活動を応援していただけるというのは、心強く、ありがたいことです。

当然のことながら、私たち公務員も住んでいる地域の一員です。鳥取県は人口最少県ですが、地域の中でも人が少ない地域や集落であれば、否が応でも私たちへの期待は大きいものと思われます。鳥取県庁の庁内LANの中に「社会貢献活動DB」というデータベースがあり、公務外の通年活動や単発活動を職員が自主登録し、情報共有もしていますが、それを見ると、多忙な公務の合間を縫って、地域でいろいろな活動をしている職員の姿が垣間見えます。こうした職員は、ふるさとへの熱い思いを持って(持ち続けて)、地域の中で文字どおりの「役人」(地域にとって役に立つ人であり、必要とされる人)になっている人たちだと思います。

私自身の経験から言えば、活動は決して楽しいことばかりではありませんが、公務とは違う充実感を味わえます。そして何より、さまざまな人たちと出会い、絆を深め、明日への力をもらうことがあります。現場(地域)に飛び出し、地域を構成する一員として、時にはぶつかりながら、本気で向き合ってこそ、元気な地域をつくっていけるものと思います。そんな思いをもつ同志が増えると地域も変わっていくはずです。

折しも、今年は地方創生元年です。それぞれのふるさと、そして日本全体を元気にするため、平井知事を代表とする全国の首長の皆さんの思いを受け止め、事務局として、ボランティアの仲間と共に地域に飛び出す私たちの同志を応援する力になれるよう努めますので、全国の公務員の皆さん、一緒に飛び出しましょう。

福田忠司(鳥取県職員)

 

三代目事務局長のあいさつ

平井 鳥取県知事から鈴木 三重県知事への代表交代に伴い、福田事務局長から引継ぎをいただきました三重県(戦略企画部政策提言・広域連携課勤務)の髙野吉雄(たかのよしお)と申します。

今回、事務局長交代の話をいただいて勉強するなかで、こんなに多くの方々が公務とは別にプラスワンで、一住民として役所を飛び出して地域でさまざまな活動を展開しておられることや、その皆をこんなに多くの首長の方々が応援なさっていることに改めて気づきました。皆さんに心から敬意を表するとともに、今後、サミットなどの機会に高い志をもった皆さんから学ぶ機会をいただいたことを感謝しています。
年齢だけは重ねていますが、初心者マーク付きの事務局長でありますので、現在事務局員をお願いしている全国の熱い思いを持った先輩諸氏に学びながら、首長連合のお約束に記載されている「設立の思い」や「活動の原則」、付則の「『ゆるく』、『その都度』、『適切に』」の3つのキーワード等をしっかりとふまえ、その役割を果たしていきたいと考えております。会員の皆様、各自治体において会員様との窓口を務めていただいている皆様、さらには事務局員の皆様におかれましては、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
そのうえで、私としましては、この有意義な活動をもっと多くの方々に知っていただき、地域に飛び出す仲間の輪が広がっていくことを願っています。「未来投資戦略2018」では、副業・兼業の促進について言及され、公務員に関しても、国家公務員についての記述ではありましたが、公益的活動等を行うための兼業に関して円滑な制度運用を図るための環境整備を進める旨が盛り込まれるなど、私たち公務員を取り巻く環境は数年前とは大きく変化してきていると思います。平成30年11月には、地域に飛び出し、地域の一員として活動に取り組む公務員を増やすこと等を目的に、首長連合として、「望ましい『公務員の福業』ガイドライン」を策定・発表したところです。地域づくりに強い意欲を有し、活動の趣旨に賛同していただける全国の公務員の皆さん、ぜひ仲間とともに地域に飛び出しましょう。

首長連合事務局長 髙野吉雄(三重県職員)

 

四代目事務局長あいさつ

この度、高野さんから、事務局長を引き継がせていただきました三重県(戦略企画部政策提言・広域連携課勤務)の楠田泰司(くすだやすし)と申します。
事務局長を引き継ぐにあたって、首長連合のお約束を読み、「公務とは別にプラスワンで、一住民として役所を飛び出して地域でのさまざまな活動を行う公務員を応援する」という設立の思いに深く感銘しました。皆様から学び、活動に関わる機会を与えていただいたことを大変光栄に思っています。同時に責任の重さを感じているところです。
首長連合の活動がより多くの方に知られ、地域に飛び出そうという公務員が一人でも多く増えるよう、事務局長の役割を果たしていきたいと考えていますので、皆様には、ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いします。
私は、令和2年3月まで、住民の皆さんや地域づくり団体の皆さんによる地域づくりをお手伝いする仕事に携わっていました。住民の皆さんからは、若者が県外に出て行き、地域活動の担い手が少なくなり、このままでは伝統行事などが持続できないという危機感に満ちた声をたくさん聞かせていただきました。
三重県でも、移住者を呼び込んだり、関係人口を増やそうという取組などが進んでいますが、私たち公務員が役所の中から地域に飛び出し、住民の皆さんの声を聞くだけでなく、住民の皆さんと力を合わせ、いっしょに地域の課題解決に向けて汗をかくことは、持続可能で元気な地域を広げていくことにつながると考えています。
また、RPAやAIなどテクノロジーを活用したスマート自治体への改革が進展しつつあり、私たち公務員の働き方も大きく変化していくと思います。現に、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、在宅勤務やテレワークなどが加速しており、数年前には難しいと思っていた働き方が実現しつつあります。
新しい働き方の先には、公務と地域活動のインテグレーションが始まると言ったら言い過ぎかもしれませんが、私たち公務員の活動範囲が広がっていくのではないでしょうか。
首長連合の活動に賛同いただける公務員の皆さん、地域に飛び出し、まずはできることを、できる範囲でやってみませんか。きっと多くの人に出会い、新しい自分を発見できるはずです。

首長連合事務局長 楠田泰司(三重県職員)